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Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)の設定方法

CentOS7へのSophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)のインストールと設定方法です。

 

 

本サイト内のCentOSの無料ウィルス対策ソフトの設定方法を記載したページ

 

関連サイト

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)の特長は以下です。

・2015年5月18日から個人向けに、無料で提供開始。

 

・日本語対応。インストール、設定時などで日本語での説明がある。
日本語マニュアルが完備されている。マニュアル(manコマンド)も
これ以上ないくらい分かりやすいです。

 

・有料のSophosは日本の色々なシステム(サーバ)にも
入っていて信頼度は高いと思います。

 

・オンアクセススキャン(≒リアルタイムスキャン)、オンデマンドスキャン
(≒手動スキャン)、スケジュールスキャンなど機能が豊富で有料版と
あまり遜色が無い。
有料版との違いは、サポートや集中管理機能が無いなどです。
個人で使う分には気になりませんね。

 

・Windows、Mac、Android向けのマルウェアも検出、ブロック可能。
ファイルサーバとして利用しているLinuxなどには良いですね。

 

・GUI(Web UI)は有りません。
※2015年7月現在、バージョンは9.10で、バージョン9.10からは
Webユーザーインターフェースは利用できません。

 

・オンアクセス検索のファイル割り込み方法はTalpaです。
Talpaに対応していないカーネルへアップグレードした場合は
代替でFanotifyを使用できますが、あくまでもSophos Anti-Virus
でのFanotifyの使用はベータ版機能です。

 

Sophos Anti-Virus for Linuxのシステム要件(使用しているOSの
カーネルがTalpaに対応しているかどうか等)は以下のURLから記載が
有りました。

 

 

本ページの目次

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)のダウンロード

 

今回のCentOS7のカーネルのバージョンなどは以下です。
[root@localhost ~]# uname -a

Linux localhost.localdomain 3.10.0-123.el7.x86_64 #1 SMP Mon Jun 30 12:09:22 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

 

インストールマニュアルや設定方法は以下のSophos公式ページに有ります。
基本的にはこれらのマニュアルに、ほとんどの操作方法が掲載されています。

 

また、ドキュメントなどではSophos Anti-Virusを略してSAVと記載していることもあります。
コマンド名もsavと付くものが多くあります。

 

パッケージをダウンロードするために以下のURLをクリックします。

 

まず「ダウンロード」をクリックします。

 

 

 

「個人情報のお取り扱いについて」画面で問題なければ「同意します」を
クリックした後、名前、メールアドレスを入力し「送信」をクリックします。

 

 

 

「ダウンロード」をクリックします。

 

 

 

問題なければ「利用規約に同意します」にチェックを入れ、「送信」を
クリックすると、ダウンロードが始まります。

 

 

 

その後、tmpディレクトリに作業ディレクトリを作成して、ダウンロードした
sav-linux-free-9.tgzを格納し、解凍しました。

 

[root@localhost ~]# mkdir /tmp/abc/

 

[root@localhost ~]# mv sav-linux-free-9.tgz /tmp/abc/

 

[root@localhost ~]# cd /tmp/abc/

 

[root@localhost abc]# tar zxvf sav-linux-free-9.tgz

 

解凍すると「sophos-av」ディレクトリが作成され、そのなかには
以下のものが有りますね。

sav.tar
talpa.tar
uncdownload.tar
install.sh

 

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)のインストール

 

[root@localhost abc]# ./sophos-av/install.sh

 

※以下、キーボードの文字キーで入力したのは赤文字の「Y」が1回、「f」が1回でした。
あとはほとんどEnterキーの押下で進めました。
また、2015年7月現在、バージョンは9.10で、バージョン9.10からは
Webユーザーインターフェースは利用できません。以前は「http://localhost:8081」で
アクセスできるWebUIが有りました。

 

Sophos Anti-Virus
=================
Copyright (c) 1989-2015 Sophos Limited. All rights reserved.

 

Sophos Anti-Virus インストーラへようこそ。Sophos Anti-Virus には、オンアクセススキャナ、オンデマンドコマンドラインスキャナ、Sophos Anti-Virus デーモン、および Sophos Anti-Virus GUI があります。

 

オンアクセススキャナ ファイルがアクセスされると検索し、未感染の場合のみアクセスを許可
オンデマンドスキャナ コンピュータの全体または一部を直ちに検索
Sophos Anti-Virus デーモン Sophos Anti-Virus にコントロール、ログ、メール警告機能を提供するバックグラウンドプロセス
Sophos Anti-Virus GUI Web ブラウザ経由でアクセスするユーザーインターフェース

 

 

「Enter」キーを押して、使用許諾契約書を表示してください。そして、 を押してスクロールダウンしてください。

 

[including the GNU Public Licence.]
*/

 

ライセンス内容に同意しますか? はい(Y)/いいえ(N) [N]
> Y

 

Sophos Anti-Virus のインストール先を指定してください。 [/opt/sophos-av]
>

 

オンアクセス検索を有効にしますか? はい(Y)/いいえ(N) [Y]
>

 

ソフォスは、Sophos Anti-Virus での自動アップデートの設定をお勧めします。

 

ソフォスから直接アップデートしたり(要アカウント情報)、自社サーバー(ディレクトリや Web サイト(アカウント情報が必要な場合もあります))からアップデートすることができます。

 

オートアップデートの種類を選択してください: ソフォス(s)/自社サーバー(o)/なし(n) [s]
>

 

ソフォスから直接アップデートしています。
SAV for Linux の無償バージョン (f) と サポート対応付きバージョン (s) のどちらをインストールしますか? [s]
> f

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux の無償バージョンに対して、サポート対応は提供されていません。
無償ツールのフォーラムは次のサイトを参照してください。http://openforum.sophos.com/
ソフォスからアップデートを行うためにプロキシが必要ですか? はい(Y)/いいえ(N) [N]
>

 

無償のアップデート用アカウント情報を取得しています。
Sophos Anti-Virus をインストールしています....
適切なカーネルサポートを選択しています...

 

インストールが完了しました。
ご使用のコンピュータは Sophos Anti-Virus で保護されるようになりました。

 

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)のアップデート

 

■手動アップデート

/opt/sophos-av/bin/savupdate

次のバージョンをアップデート中です - SAV: 9.10.0、エンジン: 3.60.0、データ: 5.17
sdds:SOPHOS からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました
次のバージョンにアップデートしました - SAV: 9.10.0、エンジン: 3.60.0、データ: 5.17

 

※実行しなくても、自動アップロードも行われます。

 

■自動アップデートなどのSophos Anti-Virusのログを確認する

/opt/sophos-av/bin/savlog --today

 

※「--today」は過去24時間分を表示

 

■自動アップデートの設定確認/変更

/opt/sophos-av/bin/savsetup

Sophos Anti-Virus 対話型 環境設定へようこそ

 

[1] アップデートの環境設定を表示する

 

プライマリアップデート元を環境設定する:
[2] ソフォスから
[3] 自社サーバーから

 

セカンダリアップデート元を環境設定する:
[4] ソフォスから
[5] 自社サーバーから

 

[q] 終了
実行する操作を選択してください。 [1]
> 1

 

プライマリアップデート元アドレス = sophos:
プライマリアップデートキャッシュへのパス = /opt/sophos-av/update/cache/Primary
プライマリアップデート元用ユーザー名 =
プライマリ アップデート元用パスワード = ********
アップデート頻度 (分) = 60

 

 

オンアクセス検索(≒リアルタイムスキャン)によるウィルス検知確認

 

wgetでeicar.comをダウンロードしました。

 

[root@localhost ~]# wget http://www.trendmicro.com/ftp/products/eicar-file/eicar.com

--2015-07-23 21:40:35-- http://www.trendmicro.com/ftp/products/eicar-file/eicar.com
www.trendmicro.com (www.trendmicro.com) をDNSに問いあわせています... 23.44.231.35
www.trendmicro.com (www.trendmicro.com)|23.44.231.35|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 68 [text/plain]
`eicar.com' に保存中

 

100%[======>] 68 --.-K/s 時間 0s

 

2015-07-23 21:40:35 (9.22 MB/s) - `eicar.com' へ保存完了 [68/68]

 

 

 

ダウンロード直後に、すぐ検知されました。

 

 

 

 

gedit(テキストエディタ)でeicar.comを開いたところ。

 

 

■ログの確認

[root@localhost ~]# /opt/sophos-av/bin/savlog

日時 カテゴリ イベント
2015年07月23日 21時31分12秒: savd.daemon Sophos Anti-Virus デーモンが開始されました。
2015年07月23日 21時31分19秒: savd.daemon talpa を使用してオンアクセス検索が有効になりました。
2015年07月23日 21時38分59秒: log.threat 脅威が /tmp/a/eicar.com で検出されました: EICAR-AV-Test (閉じる)。(ファイルはまだ感染しています。)

オプション

※詳細はman savlogを参照して下さい。

--today 過去24時間のログのみを表示

 

--systemLog 「/var/log/messages」側のSophos Anti-Virusのログを表示する

 

[root@localhost a]# journalctl -r

7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/qmgr[2092]: C745325CE3D4: removed
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/local[5965]: C745325CE3D4: to=,
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/smtpd[5960]: disconnect from localhost[::1]
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/qmgr[2092]: C745325CE3D4: from=
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/cleanup[5964]: C745325CE3D4: message-id=<20150723124517.C74
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/smtpd[5960]: C745325CE3D4: client=localhost[::1]
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain postfix/smtpd[5960]: connect from localhost[::1]
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain gnome-session[3023]: (gnome-shell:3248): St-CRITICAL **: st_label_s
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain gnome-session[3023]: ウィンドウマネージャーの警告: Log level 16: ST
7月 23 21:45:17 localhost.localdomain gnome-session[3023]: (gnome-shell:3248): St-CRITICAL **: st_label_s
7月 23 21:45:16 localhost.localdomain savd[5510]: Threat detected: EICAR-AV-Test in /tmp/a/eicar.com

 

 

/opt/sophos-av/logディレクトリにも各ログが格納されています。

 

 

■メールの確認

 

[root@localhost a]# cat /var/spool/mail/root | more

From root@localhost.localdomain Thu Jul 23 21:45:18 2015
Return-Path:
X-Original-To: root@localhost
Delivered-To: root@localhost.localdomain
Received: from localhost.localdomain (localhost [IPv6:::1])
by localhost.localdomain (Postfix) with ESMTP id
for ; Thu, 23 Jul 2015 21:45:18 +0900 (JST)
Content-Type: text/plain; charset="us-ascii"
MIME-Version: 1.0
Content-Transfer-Encoding: 7bit
From: root@localhost.localdomain
To: root@localhost.localdomain
Date: Thu, 23 Jul 2015 12:45:18 -0000
Subject: [SAV-LINUX] Threat 'EICAR-AV-Test' detected on localhost.localdomain
Message-Id: <***.***@localhost.localdomain>

 

A threat classified as 'EICAR-AV-Test' was detected in the file '/tmp/a/eicar.com' when attempting to open it at Thu Jul 23 21:45:16 2015 JST +0900 (2015-07-23 12:45:16 UTC). Access to the infected file was not allowed.

 

 

■オンアクセス検索で、感染ファイル/感染ブートセクタの自動駆除を有効にするには

/opt/sophos-av/bin/savconfig add AutomaticAction disinfect

 

ちなみに、Sophos Anti-Virusとしてはeicar.comは駆除対象とはしていないようですね。

 

■オンアクセス検索で、感染ファイルの自動削除を有効にするには

 

「オンアクセス検索での感染ファイルの自動削除」について、環境設定ガイドには以下の2つの重要な注意点が記載されています。

・このオプションは、ソフォステクニカルサポートより指示があった場合のみに使用すること(無料版はサポート無し)

 

・例えば感染ファイルがメールボックスであった場合は、メールボックス全体が削除される可能性がある。

 

/opt/sophos-av/bin/savconfig add AutomaticAction delete

 

 

オンデマンド検索(≒手動スキャン)によるウィルス検知確認

 

savscanコマンドを使用します。

 

savscan / -bs -mbr -di -nc

 


クイックモード検索

/run/user/0/gvfs を開くことができませんでした

>>> ウイルス‘EICAR-AV-Test’がファイル /root/eicar.com に発見されました

1 個のマスターブートレコードを検索しました。
2 個のブートセクタを検索しました。
ファイル 58051 個を 6分45秒で検索しました。
12 個のエラーが発生しました。
1 個のウイルスが発見されました。
1 個のファイル(58051 個中)が感染しています。
検出に関する詳細は、ソフォス Web サイトの次のリンクを参照してください。
脅威解析センター: http://www.sophos.com/ja-jp/threat-center.aspx
検索が終了しました。

 

「/」で、検索対象は全てのファイルです。
ファイル単位の場合の例「savscan /home /root」

 

■上記で使用しているオプションの意味

-bs 全論理ドライブのブートセクタをオンデマンド検索する(rootにて実行可)
※論理ドライブの、或るドライブのみは「-bs=ドライブ名」

 

-mbr 全物理ドライブのマスターブートレコードをオンデマンド検索する(rootにて実行可)

 

-di 全ての感染ファイルを駆除

 

※-remove(削除)と併用すると、「駆除失敗時、削除」が行われます。
また、-diと-removeの併用は非推奨かと思われます。

 

-nc 駆除や削除を行う時に確認メッセージを表示しない

 

■その他のオプションの意味

完全な情報はman savscanと、savscan -hを参照して下さい。

-all 拡張子に関わらず全ファイルを検索

※デフォルトでは、実行ファイルのみしかスキャンしません。
スキャン対象の実行ファイルは「-vv savscan」にて確認可能です。

 

-b 脅威検出時にビープ音を鳴らす

 

-dn 検索中のファイル名を表示する

 

-exclude 検索から除外するファイルを指定する

 

-f クイック検索ではなく、フル検索する。

 

-h ヘルプを表示

 

-include 検索にて、ファイルを含む

 

-ndi 駆除しない

 

-nrec ディレクトリの再帰検索を行わない

 

-p=ファイル名 ログを記録する 

 

-remove 全ての感染ファイルを駆除

 

 

--quarantine 隔離する(駆除と併用時は、駆除失敗時に隔離する)

 

-ss スーパーサイレントモードを使用する

 

-vv savscanに関する詳細情報を表示する

 

 

 

スケジュール検索によるウィルス検知確認

 

スケジュール検索の設定方法(cronで実施する場合)

 

■スキャンログ格納ディレクトリを作成

mkdir /home/ユーザ名/sav-scan-log

 

■スクリプト名は適当にsav-scan.shとしました。

vi sav-scan.sh
#!/bin/bash

 

savscan / -bs -mbr -di -nc -p=/home/ユーザ名/sav-scan-log/`date +%Y%m%d`.log

 

初期設定で、スキャン時に検知するとメールが送信されるため、敢えてログを保存しなくても良いかもしれませんね。

 

(スキャン対象とするフォルダの検討用)
Linuxの各ディレクトリに格納されているファイルについて
bin  linuxに最初から有るコマンド群
dev  デバイスに関するファイル。接続デバイスは「fdisk -l」
home  root以外のユーザーごとのディレクトリ
mnt  ファイルシステムのマウントポイント
proc  プロセス(PID)やカーネルに関するファイル。PID表示は「ps -aux」
run  プロセスのデータ。/var/runは/runのシンボリックリンク。
sys  ドライバ関連のファイル。
usr  ユーザーが共通で使うプログラム群。
※/usr/share/applicationsがWindowsで言うとコントロールパネル
boot  ブートに関するファイル
etc  コンフィグファイル
lib  コマンドを実行するためのファイル
lib64  コマンドを実行するためのファイル。64ビット用
media  CDやDVDのマウントポイント
opt  パッケージのインストール先。
※Windowsで言うとProgram Filesのうち、後からインストールしたプログラム群。
root  rootユーザーのディレクトリ
sbin  管理者が使用するコマンド
srv  システムのサービスデータ。
tmp  テンポラリファイル
var  ログやApacheのデフォルトのドキュメントルートなど。

 

 

■実行権限の付与
chmod +x sav-scan.sh

 

 

検知用にeicar.com等を置いておき、一度スクリプトを実行してみます。

 

./sav-scan.sh

 

正しくメール受信出来ることを確認します。

 

※警告メールの送信先の初期値はroot@localhostです。

 

また今後、翌日(翌週)3、4時頃にログや警告メールを受信することを
確認し正しくクーロン、スキャンが行えたことを確認しましょう。
警告すべきイベントが発生しなかった場合は警告メールは送信されません。

 

 

■/etc/cron.weeklyや/etc/cron.daily/への移動

1週間に1度スケジュールスキャンをする場合

mv sav-scan.sh /etc/cron.weekly/

 

1日に1度スケジュールスキャンをする場合

mv sav-scan.sh /etc/cron.daily/

 

 

スケジュール検索の設定方法(NamedScansで実施する場合)

上記のcronで設定する以外にもSophos Anti-VirusのNamedScansで
スケジュール検索を設定する方法があります。

 

概要は以下です。

1. パラメータファイル(何曜日の何時にどのパスをスキャンして検知時は
駆除する、などの設定を予め記載したファイル)を作成

 

2. savconfigコマンドでそのファイルを読み込む

 

パラメータファイルのテンプレートは以下です。
色々な設定が分かりやすく記載されています。

 

/opt/sophos-av/doc/namedscan.example.ja

 

 

 

■まずテンプレートを適当な場所にコピーします。

 

cp /opt/sophos-av/doc/namedscan.example.ja /home/ユーザ名/sav-schedule-scan

 

■パラメータファイルを編集して作成します。

 

vi /home/ユーザ名/sav-schedule-scan

 

以下の3箇所のみ編集しました。

include=/

 

day=sunday

 

time=10:15

 

■作成したパラメータファイルをsavconfigコマンドで、追加します。

 

/opt/sophos-av/bin/savconfig add NamedScans 検索名 /home/ユーザー名/sav-schedule-scan

 

■正しく追加されたか確認します。

 

/opt/sophos-av/bin/savconfig query NamedScans 検索名

 

最後に「all」のパラメータが付いていました。

 

■スケジュール検索の自動実行の確認

 

/opt/sophos-av/bin/savlog --today

2015年07月26日 10時15分00秒: scheduled.scan.log スケジュール検索 "検索名" が開始しました。

 

2015年07月26日 10時15分29秒: update.updated 次のバージョンをアップデート中です - SAV: 9.10.0、エンジン: 3.60.0、データ: 5.17

 

2015年07月26日 10時15分29秒: update.updated Updating Sophos Anti-Virus....

 

Updating SAVScan on-demand scanner

 

Updating Virus Engine and Data

 

Updating Manifest

 

Update completed.

 

2015年07月26日 10時15分29秒: update.updated sdds:SOPHOS からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました

 

2015年07月26日 10時15分29秒: update.updated 次のバージョンにアップデートしました - SAV: 9.10.0、エンジン: 3.60.0、データ: 5.17

 

2015年07月26日 10時17分20秒: log.threat 脅威が /root/eicar.com で検出されました: EICAR-AV-Test (開く)。(ファイルはまだ感染しています。)

 

2015年07月26日 10時44分34秒: scheduled.scan.log スケジュール検索 "検索名" の完了: 検索マスターブートレコード数: 0、検索ブートレコード数: 0、検索ファイル数: 236122、エラー数: 2、検出脅威数: 1、検出した感染ファイル数: 1

 

2015年07月26日 10時44分34秒: log.threat オンデマンド検索中、脅威が /root/.local/share/Trash/files/eicar.com.1: EICAR-AV-Test で検出されました。(ファイルはまだ感染しています。)

 

 

サービスやコマンドについて

 

サービス一覧

/etc/init.d/に有るものです。

 

sav-protect オンアクセス検索サービス

 

sav-update アップデート

 

sav-rms Remote Management System、サーバーとの通信処理

 

※sav-webは有りませんでした。(Web UI)が無くなったバージョン9.10にて確認。

 

※savd(Sophos Anti-Virus デーモン)、sav-protect(Sophos Anti-Virus デーモン)の
2つのサービスについては、savdctlにて制御できます。

 

 

2つのコマンド

[root@localhost ~]# ls /usr/local/bin/

savscan sweep

 

sweep ウィルス検出ユーティリティ(多分Sophos Anti-Virus 4のもの)

 

savscan ウィルス検出ユーティリティ(多分Sophos Anti-Virus 7、9のもの)

 

 

7つのコマンド

[root@localhost ~]# ls /opt/sophos-av/bin/

_ savconfig savdctl savdstatus savlog savscan savsetup savupdate

上記の7つのコマンドはmanでマニュアルを見られます。
「man savconfig」など。概要は以下の1〜7に記載しました。

 

 

1. savconfigについて

詳細はman savconfigを参照して下さい。

 

・設定

/opt/sophos-av/bin/savconfig

 

操作はset、add、remove、delete、query/get、helpが有ります。

 

・パラメータ一覧の表示

/opt/sophos-av/bin/savconfig -v query

 

・高度なパラメータ一覧の表示

/opt/sophos-av/bin/savconfig --advanced query

AllowCorruptInCleanArchive: オン
CacheFilesystems: ext3
ext4
ext2
tmpfs
devtmpfs
iso9660
udf
xfs
reiserfs
jfs
vfat
msdos
ntfs
hfs
minix

ramfs
romfs
ufs
umsdos
xenix
cramfs
DenyOnCorruptFile: オフ
DenyOnDetectionError: オフ
DenyOnOperatingSystemError: オン
Email: root@localhost
EmailDemandSummaryAlways: オフ
EmailDemandSummaryIfThreat: オン
EmailLanguage: English
EmailNotifier: オン
EmailServer: localhost:25
EnableOnStart: オン

EnableAutoUpdating: オン
ExclusionEncodings: UTF-8
EUC-JP
ISO-8859-1
FileCacheSizeBytes: 4096
FileScanTimeoutMs: 10000
FilesystemScanTimeoutMs: 60000
GraceKillTimeoutMs: 2000
GraceStopTimeoutMs: 10000
HookModule: talpa_vfshook
LogMaxSizeMB: 100
LogNotifier: オン
NotificationQueueLimit: 50
NotifyOnUpdate: オフ
NotifyOnUpdateCheck: オフ
OnAccessCache: オン

OnAccessIncludePath: /
PrimaryUpdateSourcePath: sophos:
PrimaryUpdateCachePath: /opt/sophos-av/update/cache/Primary
PrimaryUpdateUsername:
PrimaryUpdatePassword: ********
PrimaryUpdateAllDistros: オフ
Processes: 2
RespawnLimit: 5
RespawnMax: 10
RespawnPeriodDurationMs: 20000
RestrictProcessExclusions: オフ
SendEmailMsgID: USING_BACKUP_CONFIGURATION
ALL_UPDATE_SOURCES_FAILED
RESPAWN-LIMIT
VIRUS-DATA-OLD
TALPA-FAILURE

TALPA-COMPILED
SendEmailLogLevel: FATAL
SendErrorEmail: オン
SendThreatEmail: オン
StartupTimeoutMs: 60000
StopScanTimeoutMs: 10000
StopTimeoutMs: 20000
SyslogFacility: DAEMON
SyslogNotifier: オン
TalpaDebug: オフ
TalpaInclusionProcessor: オフ
TalpaVettingGroup: 0
TalpaVettingTimeoutMs: 100
ThreadsPerProcess: 5
AdaptiveThreading: オン
MaximumThreads: 5

UINotifier: オン
UIpopupNotification: オン
UIttyNotification: オン
UpdatePeriodMinutes: 60
UseExtendedRegex: オン
XSmartSchedulerFix: オン
LiveProtection: 有効
ScanArchives: オン/オフ

 

・デスクトップのポップアップ警告を無効にする

/opt/sophos-av/bin/savconfig set UIpopupNotification disabled

 

・デスクトップのポップアップ警告とコマンドラインの警告の両方を無効にする

/opt/sophos-av/bin/savconfig set UINotifier disabled

 

・メールの警告を無効にする

/opt/sophos-av/bin/savconfig set EmailNotifier disabled

 

・メールサーバのIPアドレス、ホスト名を指定する

/opt/sophos-av/bin/savconfig set EmailServer 1.1.1.1

 

・メール警告の受信者のリストにアドレスを追加する

/opt/sophos-av/bin/savconfig add Email sample@example.com

※リストからの削除は「remove」です。
※初期値は「root@localhost」です。

 

・メール警告の送信元を変更する

/opt/sophos-av/bin/savconfig set EmailSender admin@localhost

※初期値は「root@localhost」です。

 

・ライブスキャンの有効/無効を確認する

/opt/sophos-av/bin/savconfig query LiveProtection

※「ライブスキャン」とはクラウドでの検出機能です。
※初期値は「有効」です。

 

・オンアクセス検索のファイル割り込み方法にFanotifyを使用する

/opt/sophos-av/bin/savconfig set DisableFanotify false

 

・ユーザーエクスペリエンスの向上を目的とする使用情報をSophosへ送信しない

/opt/sophos-av/bin/savconfig set DisableFeedback true

 

 

2. savdctlについて

 

savd(Sophos Anti-Virus デーモン)、sav-protect(Sophos Anti-Virus デーモン)の制御

 

 

3. savdstatusについて

 

・バージョンの表示

/opt/sophos-av/bin/savdstatus --version

Copyright 1989-2015 Sophos Limited. All rights reserved.
Sophos Anti-Virus = 9.10.0
脅威検出エンジン = 3.60.0
脅威データ = 5.15
検出脅威数 = 9239070
脅威データリリース日 = 2015年05月26日 00時00分00秒

 

 

4. savlogについて

ログを表示する。オプションの詳細はman savlogを参照して下さい。

 

/opt/sophos-av/bin/savlog

日時 カテゴリ イベント
2015年07月23日 21時31分12秒: savd.daemon Sophos Anti-Virus デーモンが開始されました。
2015年07月23日 21時31分19秒: savd.daemon talpa を使用してオンアクセス検索が有効になりました。
2015年07月23日 21時38分59秒: log.threat 脅威が /tmp/a/eicar.com で検出されました: EICAR-AV-Test (閉じる)。(ファイルはまだ感染しています。)

 

オプション

--today 過去24時間のログのみを表示

 

--systemLog 「/var/log/messages」側のSophos Anti-Virusのログを表示する

 

※systemdのログで見るには「journalctl -r」です。

 

 

5. savscanについて

脅威検出・駆除ユーティリティ。詳細は上述しました。
5. オンデマンド検索(≒手動スキャン)によるウィルス検知確認

 

 

6. savsetupについて

 

・アップデート環境の設定

/opt/sophos-av/bin/savsetup

 

 

7. savupdateについて

 

・アップデートの実行

/opt/sophos-av/bin/savupdate

 

 

オンアクセス検索(≒リアルタイムスキャン)に関するコマンド一覧

 

・オンアクセス検索(≒リアルタイムスキャン)が有効かどうかの確認

/opt/sophos-av/bin/savdstatus

 

有効時

Sophos Anti-Virus はアクティブで、オンアクセス検索を実行中です

 

無効時

Sophos Anti-Virus はアクティブですが、オンアクセス検索は実行されていません

 

sav-protectサービスの停止時

Sophos Anti-Virus は非アクティブです

 

・オンアクセス検索を有効にする

/opt/sophos-av/bin/savdctl enable

 

・オンアクセス検索を無効にする

/opt/sophos-av/bin/savdctl disable

 

・オンアクセス検索サービスの起動/停止/再起動/状態
/etc/init.d/sav-protect start/stop/restart/status

または

service sav-protect start/stop/restart/status

または

systemctl start/stop/restart/status sav-protect

 

・オンアクセス検索が自動起動しているかの確認

systemctl is-enabled sav-protect

enabled

 

・オンアクセス検索を自動起動させる
systemctl enable sav-protect

または

/opt/sophos-av/bin/savdctl enableOnBoot savd

 

・オンアクセス検索の自動起動を行わない

systemctl disable sav-protect

 

・オンアクセス検索が自動起動しているかどうか、ユニットの一覧表で見る

systemctl list-unit-files | grep sav

sav-protect.service enabled

 

sav-rms.service disabled

 

sav-update.service disabled

 

・オンアクセス検索がロードされているか、起動しているか、ユニットの一覧表で見る

systemctl -a | grep sav

sav-protect.service

 

loaded active running "Sophos Anti-Virus daemon"

 

 

Talpaのキャッシュのフラッシュ方法

echo 'disable' > /proc/sys/talpa/intercept-filters/Cache/status

 

echo 'enable' > /proc/sys/talpa/intercept-filters/Cache/status

 

 

Sophos Anti-Virus for Linuxのインストール後にTalpa(カスタムカーネルモジュール)をコンパイルする方法

 

/opt/sophos-av/engine/talpa_select select

 

上記でコンパイルできないときのログは以下です。

 

cat /opt/sophos-av/log/talpaselect.log

 

※オンアクセス検索が起動できない時は手動アップデート
「/opt/sophos-av/bin/savupdate」のみで解決する場合も有りますので
まずは手動アップデートの方を先に実行するのが良いかと思います。

 

 

Fanotifyについて

■Fanotifyを有効にする(オンアクセス検索のファイル割り込みにFanotifyを使用する)場合

 

/opt/sophos-av/bin/savconfig set DisableFanotify false

 

service sav-protect restart

 

■Fanotifyをデフォルトのカーネルインターフェースとして使用する場合

 

/opt/sophos-av/bin/savconfig set PreferFanotify true

 

service sav-protect restart

 

 

Sophos Anti-Virus for Linux (Free Edition)のアンインストール方法

/opt/sophos-av/uninstall.sh